6月に入り、雨の気配を感じる日が増えてきましたね。
洗濯物の乾きが悪かったり、靴がなかなか乾かなかったり。
この時期は、なんだか暮らしに“ちいさなストレス”が増えてくる頃でもあります。
お客さまとお話していると、
「毎年この時期は気が滅入るのよね」なんて、ふと漏らされることがあります。
そんな時、住まいのことで何かできることがあるといいなあ、と考えたりします。
たとえば、雨の日でも洗濯物が乾きやすいスペースがあったり、
ジメジメしにくい室内環境だったり、
風通しや空気の流れが少し工夫されていたり——
ほんの少しのことで、毎日の気分が変わることもあるのだなと感じます。
私たちは日々「家づくり」の仕事をしていますが、
一番たいせつにしたいのは、そんな日々の“なんでもないような一日”を
ちょっとでも気持ちよく過ごせること。
大きな決断は今じゃなくていい。
でも、ちょっとだけ「こういう暮らし、いいな」と思ってもらえたら嬉しいです。
湿気の多いこの季節、
どうぞご自愛のうえ、心穏やかな日々をお過ごしくださいね。