敷地及び建物の概要

こちらの住宅は、市内中心部付近でありながら、辺りを豊かな自然に囲まれた立地となっています。まさに長崎らしい山間に位置し、眼下に広がった緑と建物、そこを吹き抜ける風、綺麗な夜景がとても印象的です。

季節風や木々の深緑、太陽の光を十分取り入れ、より自然体での暮らしができる住環境を目指しました。

お客様からの要望(ニーズ)・努力・工夫した点

・和風、洋風というより“まわりの風景に馴染む“外観をご希望。
周囲の自然に反発しないように、建物の高さを低く抑えた「1階+ロフト」の平屋に近い住宅スタイルをご提案しました。外壁の色も、あまり目立って主張しないように、黒色を中心に明度・彩度の低い色でまとめることにより、落ち着いたシャープな外観になったと思います。

・いつも一緒に、家族団らんの健康空間。
家族間のつながりを大切にし、間仕切りを必要最低限としたワンルーム的プランをご提案。キッチン・リビングを中心に、所室を取り囲むよう配置することで、お互いの気配を感じつつ、プライバシーを確保できるよう考慮しました。
全ての内壁仕上げ材料には、紙と木チップを混合した材料を使用しています。できるだけ木材を室内側に現して施工することで、壁や木が呼吸し、空気が透過する心地良い住まいとなりました。
その他、石油暖房機などの機械的な装置を極力排除し、健康的で快適な住環境への配慮から、年中空気を汚さない【「温水式の輻射熱パネルヒーター」】を導入しました。

木等を用いた特色ある部分や弊社オリジナル製作品

玄関収納・キッチンバック作業台・洗面化粧台・木製扉

今回の物件を通じて、木材や紙の特徴でもある調湿効果(物理的な効果)や、空間構成からくる視覚的(感覚的な効果)リラックス効果などが、人に与える心理的影響はとても大きいことを改めて気付かされました。