>>第13回長崎県木造住宅コンクール 優秀賞受賞作品

 

敷地及び建物の概要

こちらの住宅は、時津町の大村湾に面した地域にあります。
ご両親が残された自宅をリフォームしたいとのことで、お問い合わせをいただきましたが、老朽化が進み、白アリの被害が大きかったことから新築での計画へ変更となりました。
南側に道路、北側に山がある100坪ほどの敷地です。南側には道路を挟んで大村湾が広がっているので、塩害対策にも気を使った仕様となっています。

お客様からのご要望(ニーズ)・努力・工夫した点

・ 輻射熱冷暖房システムを取り入れたい
→お客様はもともとエアコンの風が苦手とのことで、使用されずに生活をされていました。
今回の新築にあたっても、エアコンでの空調ではなく輻射熱冷暖房システムを採用されました。部屋に設けたルーバーの中に冷水・温水を流すことで、ルーバーに触れている空気を冷やしたり、温める設備です。また、冷水を流して冷えたルーバーで、室内の湿気を取り除くことで、過ごしやすい環境を整えます。

・ 和でも洋でもないニュートラルな雰囲気
→外観は少し和を意識しているのですが、室内までは和の雰囲気をいれたくないとのことでした。気をつけたところとしては、リビングの障子は通常より格子を太く、正方形に近い形にしました。
また、造作家具には黒とグレーでアクセントをいれることでモダンな雰囲気に仕上ました。

・ 中村好文(建築家)のような家
→住宅のイメージとしてお客様より、お打合せの際に見せていただいたのが、「中村好文 普通の住宅、普通の別荘」(TOTO出版)でした。弊社でも1冊購入し、お客様のイメージにどれだけ近づけられるか、どういったところに弊社の味を出していくか、検討をかさねました。

木等を用いた特色ある部分や弊社オリジナル製作品

各居室建具、玄関収納、洗面台、キッチン作業台、リビング収納家具など。